自動販売機の仕組み ①自販機の設置スキーム
日本だと、そこら中にあふれている自動販売機。
あふれてるって事は儲かってるってことですよね?(ここでは、だれが?については、あえて触れません)
儲かってるんであれば、自宅の庭において儲けるとか、土地借りて・・・。なんて可能性もありますしね。
そのあたりを数回に分けて、ご紹介していこうと思います。
まず初回は「自販機の設置スキーム」について触れたいと思います。
ここで紹介するのは、「フルオペレーター」と「自前設置」の2タイプ。
大半はこの2タイプに分かれます。
フルオペレータータイプ
主に、補充業者と契約し「飲料の仕入れ・補充」「機械の設置」など全てを任せるスキーム
用意するのは、設置場所と電気代などの諸費用のみ!
メリット
・補充などの煩わしい作業を全て業者任せに出来る。
・賞味期限など商品ロスの問題が起こらない。
・自動販売機の機器費用、設置費などがかからない。
(IC対応機械など高価になりがちな設備も投資不要)
・毎月、決まった率で売り上げを振り込んでくれます。
・万が一、売れなから撤退となっても基本は、ほぼ費用負担なしです。
デメリット
・売り上げが低調であれば引き上げもありうる。
※少し昔の事例ですが、売上5万/月を下回ると契約終了などありました。
・基本的には、電気代はオーナー負担
※電気代より少ない取り分では、オーナーも儲かりません。
・中身は、基本的には自由にならない。
自前設置タイプ
自動販売機の本体を購入・設置し、商品の仕入れ・賞味期限管理、つり銭管理など全て自前で行うスキーム
メリット
・もちろん販売価格は自由に設定できますし、途中で変更も自由です。
→例えば、スーパーで20円で買ってきたコーヒーを100円で販売するなんてことも可能です。その利益もすべて自分のもの。
・好きな品揃えが可能。ジュース以外も自由にラインナップ可能です。
デメリット
・自動販売機代・設置費、商品の仕入れ・補充、つり銭管理、売れ残りなどのロス処理など、すべてを自分で行う必要があります。
・機械の故障、クレーム対応なども当然自分で行う必要があります。
・売り上げが出なくなっても、撤退費用は自分持ちです。
ざっくりとですが、それぞれのメリット・デメリットを交えて仕組みの紹介をしてみました。
一見、フルオペレータータイプの方がメリットが大きそうですが、実際にはどうなのでしょうか。
次回は仮の数字で、利益シミュレーションを行ってみたいと思います。
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